バリ旅行記 '07 ウブドへ

  インドネシア・香港 2007年1月6日〜1月20日

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なぜか、ジャワ島にて


へ~え。
「コーネリアス」の名前の由来って、猿の惑星からだったのか。テイ・トウワはDeee-Liteのメンバーだったのか…。この、ビルボード誌の日本支局長、スティーブさんが書いた「NIPPON POP(日本語/英語)」という本は、ジャンルをまたぎ、様々な日本人アーティストを深く追求しており、実に飽きない。ここがインドネシアのスラバヤということを忘れてしまう。

スラバヤ?

localmarket.JPGこれぞ旅なぜ、ロンボクからバリに戻るのに、ジャワ島の最東端のスラバヤにいるのかって。こっちが聞きたいくらいです。以下に経緯を記載します。

朝、板倉が迎えにきた。
時間がギリギリだっつってんのに、「いい思い出になるから!」と、布織りの村を見ていこうとしつこい。無理だとにべもなく断り続ける。しかし途中見かけたマーケットのことについて聞くと、何曜日にでっかいのがやって、明日は休みで…と案外丁寧に説明してくれる。しつこいだけで悪いやつではないのかもと思い始める。が、やはりうざったい。


時間ギリギリにロンボクの空港に着き、カウンターに行く。お姉さんに開口一番言われた言葉が、

「バリ行きのフライトはキャンセルになりました。」

erect.JPG若々しいはあ!
確かに、キャンセルやディレイが多いとは聞いていたけど、まさかまんまとひっかかるとは!
しかしお姉さんの説明を聞くと、ひとまずスラバヤまで行って、そこからすぐバリ行きの飛行機が出るので、午後3時にはバリに着くとのこと。まあ、それくらいなら別に支障ないな…と、遊覧船発着所なみの規模のロビーで、暇をつぶす。ガン寝している青年の○○が○○していて大爆笑。→

結局、この時点で1時間遅れてLion Airスラバヤ行きは出発した。機体はもちろんオンボロ、シートは不安定、水サービスあり、乗務員かわいい、シートのポケットには各宗派のお言葉らしきものが書かれているカードあり、チケットはクリーニング屋の預かり票と見まがうちゃちさ、と、まあこの程度ならば全然余裕だ。余裕だが、もう二度と乗るまい。

バリのアグン山を横目に、飛行機はバリを通過し、ジャワ島へ降り立つ…。降り立つとき、別にそんなに旋回も急降下もしてないのに、機内後方から「グエエ~~~」と苦しそうに吐きまくる声がちらほら…。何酔いなの…?

さて、スラバヤ到着。
出発まで1時間あるし、せっかくだから、いろいろ探検してみようと練り歩くも、行動できる範囲は狭く、10分で端から端まで巡り終わる始末…。

rotiboy.JPG日本でも行列できるしかし。わたしは見つけたのだ。
一時期あのくそ暑いバンコクで、いつまでも暑さになれず、バス停をも日陰にかしてしまうバンコクっ子が炎天下、列をつくったと言われた伝説のアレ。
LinkIconRotiboyを!!(うるさいサイトなので注意)

平たく言うと、コーヒー風味のパンなのだが、どれだけうまいのかちょっと気になっていたのだが、バンコクに行く前にまさかこんな所でお目にかかるとは。

…スラバヤ店は、だいぶがらーんとしているが、眺めていると時々空港職員がまとめ買いをしていたりする。タイの店は、他のパンも売っているとのことだったが、ここはロティボーイとドリンクのみの取り扱いのよう。2つ買ってみる。13000ルピア。まだほのかにあったか~いところ、一口…はっ!!!

表面カリっと、中ふんわりの黄金食感+生地の香ばしさを邪魔しない程度に香るコーヒー風味。
中央まで食べ進むととろけたバターにごっつんこ!!

!!キャンセルありがとう、ライオンエアー!!

結局のところ、インドネシア旅行中でいちばんおいしく、忘れがたい1つとなった。うっかりおかわりしてしまった。う、うーん。インドネシア発祥じゃないし、パンだし…しかし台湾旅行でも一番うまかったのがミスドだったからなー。散々、米と麺中心のアジアを旅しまくった割に、どうやらパンの方が好きだということに気づいたなー。最近。

やっぱりハプニングはつきものだから、いい方に考えないとね。ロティボーイに出会えてほんとうによかったです。←雑誌の巻末にある変な広告風

さて、なんとか時間をつぶしたのち、指定されたゲートのロビーにて待っていたのだが、予定時間から1時間過ぎてもゲートが開かない…。待たせるねえ~なんて思ってたら、15時ごろ英語で我々の便名を伝えるアナウンスが。

「バリ行きの便は、18時に延期されました。テリマ・カシ(ありが・とう)。」

テリマ・カシ」じ ゃ ね え よ ! ! !

かくして、我々はこの何もみやげもの屋と本屋とロティボーイくらいしかないこの空港で、その後3時間待ちましたとさ。結局フェリーで帰った方が早かったとさ。

owabi.JPG結局食べずそして、搭乗のときにぶっきらぼうに渡された、お詫びなんだか機内食なんだか最後までわからなかった箱の中身は、やっぱりまた菓子パンだったとさ…。

なにもないから、とりあえずかっぱらってきた、ライオンエアーのゲロ袋に書かれている言葉。

「Lion Air~Fly is Cheap」

くそ~。全く偽りがねえ!!みんな、海外ではなんでも自己責任ですよ!

インドネシアの写真アルバム:

インドネシアの物価

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ま、心配いらんです。

おかし:Rp.4000
ケチャ:Rp.50000
焼きそば、ラーメン:Rp.7500
ネット:Rp.20000/h
キンタマーニツアー:Rp.120000
(行ってないけど言いたかっただけ)

(Rp.10000=US$1 2007.1)

インドネシアの宿:

バリ

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Sadru Guesthouse
Monkey Forest 1 Arjuna street

お湯の件で虚偽申告はあったが、部屋、中庭、朝ご飯と家族には問題なし。値段も相場の$8。ねこがたくさんいる。まあ、有名宿がダメでもこういうそこそこのが腐るほどあるから、あぶれることはないんだろう。観光案内所からチョロっとMonkey Forest St下って、右にチョロっと曲がったところ。


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Indraprastha 2
Jl. Monkey Forest

Monkey Forest St をさらにチョロっと下って、校庭みたいなところを右に曲がったところにある。オーナーが日本語しゃべれるらしく、日本人に人気らしいが不在だった。ここの少年、カデック君ほどの働き者を未だかつて見たことがない。一泊Rp.100000。US$10でこんな贅沢な生活ができるとは!これはこれは!

ロンボク

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LinkIconKuta Indah

一見、リゾートな感じで心おどるが、所詮20ドル程度、よくも悪くも、ゆる〜い宿。勧めもしないし、止めもしません…。1泊Rp.190000だった。まあ、妥当か…。

インドネシアのおいしいもの:

本文参照くらは〜い

リンク集: