バリ旅行記 '07 ウブドへ向かう

  インドネシア・香港 2007年1月6日〜1月20日

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香港で凍死寸前、バリで急速解凍


P1000090.JPG落ち着けまたも香港…? 行くのは勝手だが、旅行記はもう勘弁?
すみません。確かに、いいかげんネタがなくなってきました。ということで、いいかげん行ったことのない国へ!ということで、今回、香港とインドネシアへ参ることになりました!(やっぱり香港も!)
という訳で、結局のところまず香港に向かうが、往路はバリへの乗り継ぎのため。というか時間が合わず、香港の空港にて一晩過ごすハメに。まあ、あんだけ最新鋭の空港だから、苦はないだろう。幻のお昼ねチェアを探しにいこう。 

写真のように、飛行機が止まったと自分らの感覚で察知するやいなや、我れ先にと自分のばかでかい荷物を取り出そうとする人々。そんなに急いでも、所詮エコノミー、余裕のあるビジネスの客どもにより、10分は待たされるのだよ…と冷静になる人はほぼ皆無


P1000104.JPGでかい分、寒いここが、今日の宿。でか!ではなく、空港さ。香港だからとタカをくくって、上着を全部でかい荷物にしまって、明日の朝のバリ行きの便のチェックインをした。それが運のつき。香港の人は、冷房を入れると空気がきれいになると、いまだにおもっているのかは 知らないが、1月だってのに冷房がかかってる様子…。しかも、渡辺篤史も喜ぶ光をよく取り入れる設計であるがため窓が多く、相当寒い!!

ビーチチェアのようなお昼ね用の椅子を発見したのはいいが、カーブが身体にどーも合わない。さぶいのでどこぞやのおっさん達のように新聞紙をかけまくるが、おちまくって寝るどころの騒ぎではない。

極めつけは、コンビニは到着ロビーのセブン1コだけだったこと…。香港じゅうに腐るほどあるくせに、なんで…。

ひもじいよう~さむいよう~。なぜか客がインド人ばかりの有料ラウンジの料金にムカつき、少しでも身体をあっためようと意味もなく歩き回ったりしていたが、限界がきたため、こんな時間でも開いていた香港でおなじみのLinkIcon大家楽でお粥とミルクチーを注文。あったか!!んま!!全然やっすいファストフードなのに、お粥のうまいこと!こんにゃろう!これで完全にあったまり、我々元気はつらつ。
そうこうしているうちに人が増えてきて、店もだんだんオープンしてきた。長い長い夜が明けたのだ…。珍しいことなので、早朝グッチや早朝ディオールを経験。この一晩のおかげで、出発ロビーにものすごく詳しくなった。気がする。

おくれつつもバリへ発った機内でなぜか、突然アンケート用紙を渡された。係員はリストを持っていて、そこに記載されている人間にだけ、アンケートを渡しているようだ。キャセイパシフィックについて、あれこれ書いたら、そのボールペンをいただいた。抽選で航空券が当たるとのことだが、飛行機が揺れまくって、住所をきれいに書けなかった。
くそ、外れたら機長のせいだかんな!!!(→外れた)

P1000149.JPG国際空港さて、ここで上映していた「デパーテッド」は、非常にクソだったのだが、無事に南国・インドネシアはバリに到着。噂に聞いていたとおり、こんなに観光客多いのに、ものすんご質素な空港だ。勝手に荷物をもっていき、金をふんだくると言われているアグレッシブなポーター達にものすんご警戒しながら、ATMで金をおろす。普通におろせた。

入国審査時に、名ばかりのビザを取得しなければならん。10ドル払ってビザのシールをもらったはいいが、「ハネム~ン?フフフフ…」なんつて、係官全っ然パスポート見てないし。ちゃんと仕事してくれ。しかし、ああ、ここは南国なのね…。

まあ着けばなんとかなるだろうと思っていたら、そういえばどうやって 目的地のウブドに行くのかよくわからん。初めての国だけに、もんのすごい警戒心をもって、「タクシー?」と、ハンドルを持つかわいらしい仕草で誘ってくる運転手はガンガンシカト。

空港で入り口をうろうろしていたら、タクシーカウンターを見つけた。
ウブドまで175000ルピア(約17ドル)だという。高いよ。高いけどどうしようもなさそうだったので、とりあえず本当にその額しかかからないのかを念押ししたら、受付の男性は一瞬びっくりした顔をして、「もちろん」と答えた。
もちろんて、東南アジアなのにここは公平なエリアなのか…。そういやマレーシアのランカウイも、一見怪しい人物が多かったが、タクシーなんかは全部定額だったな。どこが「もちろん公平」で、どこが「ボッタクリ当然」なのか、見分けがつかねえ。まだ甘いのか。

そして2年前に買ったばかりの新車を自慢する陽気な運転手により、我々はウブドへと連れて行かれたのである。それにしても、一大リゾート地だというのに、街がさびれまくっている。バンコクや香港の、ローカル地域でもだいぶ活気づいている風景に慣れていると、夕方なのに薄暗い風景にちょー違和感。これぞ格差社会!!

そして果たして、1時間程度かかって目的地ウブドへ到着したのだ。
ウブド…バリ通のうちのパパは、確かにギラギラしたところではないと言っていたが、それにしてもこれだけ立ち並ぶ観光客向けの店の数のわりに、ぜんぜん人がいない…。バリってこういうもの?わたしが都会に汚染されているだけなのか?バンコク、香港、台北、東京…。

さて、宿。夜は案外寒いだろうということでホットシャワーだけはゆずらねえ、とおもっていたので、呼びかけてくる人々にもホットシャワーがあるかと聞きまくった。そのうちの1人のおばちゃんが、「うちはある」と言うので、ついていった。値段は一晩80000ルピア。約8ドルなので、目安よりちょい高いくらい。ホットシャワーがあるならいいか、と思いつつも、今一度確認すると、

ないわよそんなもの、バリは南国なんだから、いらないでしょ」 

つか、いいけど、でも、あるって言ったじゃん!!!なんですぐばれんのに、嘘つくのかさっぱりわからないが、またいつものめんどくささが先にたって、まあ、いいか…という流れになった。バンガロー形式で1軒屋で、ちっさーい庭にむかってテラスがついていたのだ。だから、ここでいい。ここでいいのだ…。一体人生で何回妥協しているんだ、宿決め。

身の回り品をコンビニに買いに行った。すごいもんを見つけた。


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しんずい

ひふあんぜんてすとには、ごうかくしているらしいが、モデルの顔の左半分が黒いのは、しんずいを使うことにより、右半分になれるということを暗に示しているのか。いやきっと印刷ミスだ。しかし「Skin Lightning Soap」の文字…。
そして中身のせっけんにも、深くしっかりと「しんずい」の文字が刻まれていた。本当の意味を知ってか知らずか、日用品名にするには深すぎる言葉だ。 

おかげですっかり調子を取り戻した我々は、静かすぎる街に繰り出し、祝・初めての国!と1日お疲れの意味をこめて、ちょっとお高めのレストランでナシチャンプルとミーゴレンを食した。リゾート満喫…。落ち着かない…。
だが案外水シャワーがきついよう!超長いゲジゲジ出たってトドマンが言うよう!ワオーン!


インドネシアの写真アルバム:

インドネシアの物価

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ま、心配いらんです。

おかし:Rp.4000
ケチャ:Rp.50000
焼きそば、ラーメン:Rp.7500
ネット:Rp.20000/h
キンタマーニツアー:Rp.120000
(行ってないけど言いたかっただけ)

(Rp.10000=US$1 2007.1)

インドネシアの宿:

バリ

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Sadru Guesthouse
Monkey Forest 1 Arjuna street

お湯の件で虚偽申告はあったが、部屋、中庭、朝ご飯と家族には問題なし。値段も相場の$8。ねこがたくさんいる。まあ、有名宿がダメでもこういうそこそこのが腐るほどあるから、あぶれることはないんだろう。観光案内所からチョロっとMonkey Forest St下って、右にチョロっと曲がったところ。


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Indraprastha 2
Jl. Monkey Forest

Monkey Forest St をさらにチョロっと下って、校庭みたいなところを右に曲がったところにある。オーナーが日本語しゃべれるらしく、日本人に人気らしいが不在だった。ここの少年、カデック君ほどの働き者を未だかつて見たことがない。一泊Rp.100000。US$10でこんな贅沢な生活ができるとは!これはこれは!

ロンボク

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LinkIconKuta Indah

一見、リゾートな感じで心おどるが、所詮20ドル程度、よくも悪くも、ゆる〜い宿。勧めもしないし、止めもしません…。1泊Rp.190000だった。まあ、妥当か…。

インドネシアのおいしいもの:

本文参照くらは〜い

リンク集: