今日も大都会ベルリンに出ざるを得ない、しかも決められた時間に。

気持ちの良いお庭で焼き立てパンの朝食をひとりで楽しみながら、軽い気持ちでオンライン予約なんかしてしまった自分に腹を立てる。

できることなら1日中アイヒヴァルデか、さもなくばベルリン中心地ではないひとけが無く人の生活が見える住宅街なんかを散歩して過ごしたい…ところだが、初めての土地だ、やる気を奮い立たせて観光というものをしてみる。

重厚感タップリ

これは見た感じそのまま、国会議事堂である。
19世紀後半に建てられ、火を放たれるわ戦禍に巻き込まれるわ東西分裂して使い道に困られるわとなんやかんや不遇な時代を過ごした後、1990年代にはいってようやくガッツリと改築され、国会議事堂兼、ドイツの人気観光地No.2の地位を確立。

このエントランスのガラスが、昨日講釈を受けた、ステファンが開発に関わった例のものである。フレキシブルな素材で出来ているので、砲弾くらってもバラバラに飛散すること無く、衝撃を吸収してグンニャリと曲がるようになってるんだそうだ。
※良い子は試しちゃだめだよ!

なんとここのてっぺんには、無料で開放されている展望台があるとのこと。
無料で国会議事入れて良い景色が見られるだなんて、と喜々としてめんどくさい予約もこなしてしまったのである。

余裕の時間に出てきたつもりが、集合地点が駅から逆側だったという思わぬ計算ミスのおかげで、モタモタ歩く観光客の間をすり抜けてダッシュ。着いた。長蛇の列。しかし予約制なので無問題。

パスポートや予約完了メール等を見せて荷物検査ののち、いよいよ中へ。ゲルマンのイメージそのままな無表情なアーリア系ガードマンに迎えられて専用エレベーターで上へ。

Dome

あの建物の上にあるとは思えない

屋上にまるまると鎮座するガラスのドームの下は、ずいぶんとオープンなことに議場になっている。太陽光が差しこむが、なんとこの光の強さをトラッキングし、快適な状態に保つ仕組みを搭載。同じドームでもアイアンドームとは異なり、人々に心地よさをもたらす親しみやすいやつである。

ドーム内部。このすぐ下はおもいっきし議場。

 

遠目から見ても明らかに異様

どんな眺めかはアルバムで体験していただくとして、にしてもふと見ると変な奴が突っ立ってるから、一緒に写真でもどう?と尋ねると、「私が何がしかを得られる条件下でのみそれは可能となる」とのことなので、そのまま立ち去る。

さ、せっかくここまで来たので、近隣を散歩してみましょう。

すっかりフェスのステージと化する市民の憩いの場

先程、走ってくぐり抜けた(らしい)でかいゲートは、かの有名なブランデンブルク門だったらしい。メトロの駅の名前のBrandenburger Torとはこのことだったのか…。
有名だが、取り立てて興味もないので、お祭りのような通りをそぞろ歩く。

どうしたらこんなものが作れるのか

せっかくだから一度は食べようと思いつつ、なんかそそられない本場のソーセージを横目に、何を血迷ったか中華屋台で、料理したこと無い人が左手だけで作ってもこんなことにはなり得ないというすごい焼きそばをウッカリ体験。世界的に廃棄食品に警鐘が鳴らされる昨今の事情かまわず、一口でゴミ箱へ。

だからこっちにしときゃよかったのに

 

コンポストトイレ。清潔そのもので快適

さすがエコ先進国ドイツ、ゴミ箱もトイレも見るからにエコっぽい。

なんか近所にあったので、ホロコースト記念碑(正式名称:虐殺されたヨーロッパのユダヤ人のための記念碑)に立ち寄る。

皆おもいおもいに楽しんでいるがそれでいいらしい

ご覧のとおりとことん簡素。「どうだここでこれだけ悲惨なことがあったんだぞう」という、感情移入を強制するものでないのが、余計に見る者の想像を掻き立てる。もはや説明は必要ない。大勢が死んだ事実を忘れないことが大事。しかしここでお弁当食べたら気持ちがいいな。焼きそば捨てちゃったからな。

ここらへんにあったらしいがなんだか特になにも

一応ベルリンの壁・跡地にも寄る。
へー。これがねえ。
このビルは気に入ったけどね。

 

ドイツ人はどれだけ飲んでもOKかもしれないが

OKビールを飲んでひとやすみ。OKとあるが、ゲルマンカラーのおかげかあまり気楽さは感じられない。味はOK。

前哨戦終了、この後に控えるは本日のメイン・イベント。

 

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