フライパン前のアンダルシア
スペイン到着!ポルトガルからやってくると、洗練されてて都会的…。
その分人のあったかさと素朴さ半減。声がでかい。
本場で観るバルサの試合に心躍らすトドマン。この国に何の思い入れもないちびろっく。
さてはて、愉快ななにかに巡り会えるのか…。
「アンダルシアに憧れて」を知ってるあんたは30代だね。
マッチには似合わない歌だなーと思ってたら、(ブルーハーツの方の)マーシーが作った曲だったんだね。しかしなにゆえマッチに?気になったらググってみよう!
つことで、アンダルシアといえばマッチ。
それくらいの知識でなんとなく来ることになったこの土地は、夏、あんまりあっちーもんだからフライパン呼ばわりされているらしい。今はまだ春の終わりだから、フライパン前。ちょうどいい時期だったかもしれぬ。
さて、夜中の3時に薄暗いセビージャにほっぽり出された我々。
この際ブルーハーツ風に言わせていただくと、「よ〜な〜か〜の〜3時に〜、な〜に〜か〜ん〜がえてる〜」。外国の夜中は怖いよ!!誰も歩いてないよ!!グラナダへのバスが出るターミナルは、地図で見る限り歩けなくはない。が、怖いよ!!つことで途方に暮れるも、ガッツリ強盗にやられちゃたまらねえということで、タクシーを使うこととなった。ヨーロッパでタクシーなんていくらかかるかわからず怖いが強盗の方が怖い。
ところが車もなんにも通らねえもんだから、市バス停留所のベンチで数十分待った。待ってやっと来たタクシーをとっつかまえて乗った。オシム似の豪快そうだが親切なおっちゃんだった。10分くらい走って5€。まあ安全を買ったと思おう。
ブルーカラー集うバス停カフェでコーヒーと砂糖でテッカテカのクロワッサンを注文してふと席を振り返ると、トドマンの座るテーブルに、明らかに見えない誰かと喋っているおっさんが同席している。ひと呼吸おいて席に戻るも、相変わらず聖書みたいのを手に喋り続けているので、まあ、いいか…とスペイン語の数字の習得に励んだ。バスチケット目当ての人はちらほら集まってきたが、一体何時にバスチケット買えるのか、知るすべもないままひたすら待つこと数時間、なんの前触れもなく突如窓口オープン!そして長い長い一夜は終わり、特筆すべき事項もなく、広い広ーい草原を走り抜け、バスは無事にグラナダに到着したので
あった。
グラナダのバスターミナルで地図をもらおうと、インフォのカウンターに行ったら、バイト風な軽いノリのにいちゃんが宿についていろいろ教えてくれた。いくつか目星をつけてた宿を言うと片っ端から電話し、空いてた部屋を予約してくれた上、懇切丁寧に行き方まで教えてくれた。あんまりにも親切なもので、念のため「紹介料は…?」と聞くと、「いらん!」との返事。ありがてえ!いい仕事するね兄ちゃん!
ぎゅうぎゅうの市バスとちょっとの徒歩で宿に着いた。カイテキ!詳細は→にて。
早速街を散歩。
古いものとあたらしいものとイスラムがミックスされたグラナダの街をざっくりご紹介。
オシャレな女性はしたない男性モロッコとか風の可愛い店
絶対雨降らない自信がないとできない商売トイレじゃねえ?関係ねーあんま興味ねー
よくあの角に立ってた、巧みな日本語を駆使して、フラメンコの客引きに勤しむ青年よ。
そんなに巧みなんだから、きっと他に良い仕事ある。気付いて!
(そして25€を出す勇気もなく、彼の誘いは丁重にお断る)
次はとにかく行きまくったスーパーメルカド(スーパーマーケット)写真集。