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香港 ちょいとオツな楽しみ方 その3
友達に会う
もともとなんかのサイトで知り合った、香港サラリーマンの豪さんとのつきあいは、かれこれもう7、8年?サイト名も覚えてないくらい前だが、今でも時々メールして、香港行ったときに都合が会えば一緒にごはんを食べたりしている。
去年は都合が悪かったのだが、今回はオッケとのこと。前回もあった元朗(ユンロン)にて、またオイシーものを食べさしてもらったよ。詳細は好味大全にて。
奥さん(日本人)にも会えて、楽しい夜を過ごした。
ご夫婦が苦手という、豚の大腸料理を普通にたいらげ、元朗の駅裏にあった村(野良犬が多く危険なので、外部の人間は行かないらしい)に行ったと言い、ミニバス(時速100キロ超)で帰ると申し出ると、もう香港の居住ID取ればいいじゃんと言われた。
その日中国出張中だった豪さんは、中国から直行で来てくれたんだぜ。
って、お忙しいところすんません!
馴れ初めの話ははぐらかされたので、次回に再度聴取予定。
100キロ超えの瞬間。
この狭い香港で、何をそんなに急ぐのか。
なぜ速度が見えるようになっているのかは謎。
茶で食器を洗うさて、香港の実家とも言える、京都旅館という安宿。
このオーナーのおばちゃんには毎回親切にしてもらっているのだ。部屋は何やってんのかわかんないアフリカ人で満杯なので、いつものように事前に電話をしたところ!なんと現在宿はやってないとのこと!あまりのショックに生きる気力をなくしかけたが、どうやら一時的に他の人に貸しているとのことで、2月以降また戻るそう…。
ということで今回まったく別のところに投宿したわけです。
でも会いたかったので、着いてからまた電話をしたら、お昼を一緒に食べようとのこと。やった!
現在住んでる藍田(ラムティン)からここまで1時間くらいかけて来てくれた上、飲茶をおごってくれた。
息子のことから、おばちゃんが香港に来た経緯、京都旅館を貸してる人間に、賃貸料滞納されていることなど、軽めから重めまで、いろんな話をした。お互い超カタコトの英語同士なのに、なぜだか言ってることがわかる。不思議なものだ。外国の人と話すと逆に、言葉って壁ではなくただのツールであり、おんなじ人間だと実感するもんである。
その後、香港で一番安いDSCという家電屋に連れて行ってもらった。円高のせいもあるかもしれないが、あんだけ世界中から金持ちどもがやってくる家電大国日本より、なんと、確かに、安かった。怪しいブランドや展示品もあるが、香港で生活開始するとしたら、ここにくれば何でもそろう。
めんどくさくなってガラスケースを撤去した場面
その後、街角の小食スタンドにて、我々に台湾を「臭い国」とイメージづけた、あの臭豆腐を買ってくれた。しかも1人1つ。あれ、案外普通の揚げ豆腐じゃん。しかし本当においしいのは中が黒くてもっと臭いやつだと言う。納豆もくさやも食べないちびろっくには、臭いとうまいが結びつかない。
その他、豚の大腸(また!)をはじめ、揚げ物をたくさん買ってくれた…。そんなに食えないよう!
市場をそぞろ歩き、最後にはおばちゃんが我々のことはすっかり忘れたかと思うほど激安洋服発掘に没頭したため、そこでお別れ。
普段揚げ物を食わないので、ややもたれたが、宿のオーナーと客という関係を超えて、こうして友達として会えたということが、とっても嬉しい。
また来年まで、元気でね〜。
ゲージュツに触れる
とはいえね。
ルーブルだとかグッゲンハイムだとか、そんな大それたものではなく、香港の草の根レベルのアーティストの作品がなんとタダで見れるところがあるのです。
賽馬會創意藝術中心(Jockey Club Creative Arts Centre)は、その名のとおりジョッキークラブとか、大学とか、政府とかが一緒に運営している、一大アートセンター。工業ビルが再利用されいているらしく、巨大な学校みたいな建物。各階にずらり並ぶそれこそ教室のような小さな部屋がそれぞれアトリエで、ゲージュツ家たちはそこで制作し、展示し、交流をはかるのであります。
あなたの売ってるもの、見せて!飯団。太ってそう。鳥かごでできた「Big boy」コンタクトレンズ?
アトリエのみならず、廊下にも変なものが置かれていたりぶら下がっていたり。全体に想像力と表現力が結集している、楽しい空間であります。
22時までオープンしてるらしいが18時の時点で閉まってるところが多かった。
歌や楽器や踊りの人もいるらしいので、次回はお昼に来てみよう。
これ全部!外の団地風景もすばらしい馬券とともに破れた夢
これにて、2009年お正月香港旅行(帰省)記終了です。
海外にいながらも、なんというか、実にだらけた、正月らしい正月でありました。
もう行きたいところも買いたいものも特にないけども、また来年も来てしまう予定でいる。
不思議だな、香港。再見!